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非同期HTTPインタフェース(v2)における処理遅延について【復旧済み】

2025.11.04 障害情報

(2025-12-10 19:30更新)
平素は弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

2025年11月1日から4日にかけて発生しておりました、非同期HTTPインタフェース(v2)における一部ジョブ処理の遅延につきまして、原因の特定および改修作業が完了し、2025年12月1日をもって完全に解消いたしました。

運用チームによる重点的なモニタリングを行ってまいりましたが、本日(12月10日)に至るまで同様の遅延は発生していないことを確認しております。 現在は正常に稼働しておりますことをご報告申し上げます。

ご利用のお客様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。

詳細は以下の通りです。

◆ 発生事象
非同期HTTPインタフェース(v2)において、一部のジョブがqueued(待機)状態から進行せず、処理開始までに長時間を要する事象が発生しておりました。

◆ 原因
非同期HTTPインタフェース(v2)の実行基盤(スケーラー)におけるソフトウェア不具合が原因でした。

本サービスでは、スケーラーが長い音声を分割して小さなタスクとして並列に音声認識処理を行っておりますが、一部の分割されたタスクが、後からリクエストされたジョブよりも実行順序が後回しにされてしまうことがありました。 これにより、一部のタスクが終わらないためにジョブ全体の完了待ちが発生し、処理に長時間かかる場合がありました。

◆ 対応および再発防止策

以下の対応を行いました。

  • スケーラーの不具合を修正し、タスクの処理順序が適正に保たれるようにいたしました。
  • 本不具合の直接的な原因ではありませんが、より早く処理が完了できるようにスケーラーの設定を調整(最適化)いたしました。

また、再発防止策として、ジョブごとの実行時間を可視化・モニタリングする仕組みを導入し、遅延等の異常を速やかに把握できる体制を強化いたしました。

改めまして、この度は長時間にわたりご不便をおかけしましたことを、重ねてお詫び申し上げます。 今後とも、サービスの安定運用と品質向上に努めてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。


(2025-11-04 19:40更新)
平素は弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

下記のとおり、非同期HTTPインタフェース(v2)において、一部ジョブの処理に大幅な遅延が発生しておりました。 ご利用中のお客様には多大なるご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。

◆影響範囲
発生期間: 2025年11月1日 9:03頃 ~ 4日 11:20頃に行ったリクエストの一部
対象サービス: 非同期HTTPインタフェース v2

◆現象
一部のジョブにおいて、登録は正常に完了したものの、queued 状態から処理が進行せず、長時間待機するケースが発生しておりました。最も遅いケースでは、処理開始までに最大73時間を要しておりました。これは想定外の動作であり、現在改善対応を進めております。

◆原因
非同期HTTPインタフェース(v2)の実行基盤における不具合の可能性が高く、詳細を調査中です。

◆ 対策
引き続き調査を行い、原因の特定および修正対応を進めております。
また、問題が解決するまでの間は、ジョブ処理遅延を継続的にモニタリングし、オペレーションにより可能な限り遅延を抑制する対応を実施いたします。

この度は、お客様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを、重ねて深くお詫び申し上げます。

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