導入事例

AmiVoice API

HJホールディングス株式会社様

開発なし・低コストで字幕作成を実現

オンライン動画配信サービス「Hulu」(フールー)を運営されているHJホールディングス株式会社様。配信コンテンツの字幕を表示させるにあたって開発なしで音声認識APIを活用されている方法を伺いました。

課題・背景

動画配信サービス「Hulu」の字幕作成への課題

Huluには、国内ドラマやアニメ(日本語音声の映像作品)で日本語字幕を表示する「字幕ガイド」のオプション機能があり、この「字幕ガイド」の作成にAmiVoice APIを利用しています。

近年、動画配信のプラットフォームが増え、多くの方々が利用するようになり字幕の需要も高まっていますが、これまでさまざまな課題があり対応が進んでいませんでした。
課題の一つがコスト面で、もう一つの大きな課題は、音声認識APIの文字起こしデータを字幕の状態にするには開発が必要であり時間がかかりそう、ということでした。

Huluの字幕ガイドオプション

導入の決め手

エディタアプリ利用により開発なしでセリフを文字起こし

試しに低コストで利用できるAmiVoice APIを使ってみたところ、当初、音声認識しにくいと考えていたドラマやアニメのセリフを高精度で認識できました。
また、AmiVoice APIの文字起こしデータを字幕の状態にするには開発が必要になるという点も大きな課題で、導入までに時間がかかることを想定していましたが、AmiVoice APIと連携できるUDトーク字幕エディターが使えることが分かり、導入を決めました。
AmiVoice API の認識結果のファイルをUDトーク字幕エディタに取り込むという方法により、字幕制作会社の方で音声認識結果を字幕用に編集することができ、開発せずとも字幕データの作成ができます。
結果、低コストかつ、開発の手間や時間をかけずに「字幕ガイド」の提供を開始することができました。

>UDトーク字幕エディターとは

導入の効果と今後の展望

コスト削減の結果、字幕ガイドの提供コンテンツが増加

通常よりコストを削減することができたので、結果、字幕ガイドの提供するコンテンツを増やすことができました。それにより、多くのユーザーに字幕ガイドをご利用いただいております。
今後もAmiVoice APIを利用し、開発も視野に入れ、さらによい形で字幕を提供できればと思っております。すべての映像作品で字幕を提供するにあたって検討を進めていきたいと考えています。

 

サービス概要

オンライン動画配信サービスHulu」(フールー)は、2011年から日本でのサービスを開始し、映画 ・ ドラマ ・ アニメ ・バラエティなど14万本以上の作品を、月額1,026円(税込)の定額見放題でお楽しみいただけます。テレビで放送中の人気番組の見逃し配信や、Huluでしか観られないコンテンツも豊富に取り揃えているほか、都度課金制のHuluストアでは劇場公開から間もない最新映画や人気の音楽イベントなど、どなたでもレンタル/購入できます。
iTunes Store決済の場合には1,050円(税込)となります。

社名 HJホールディングス株式会社
事業内容 オンライン動画配信サービス
URL https://www.hjholdings.jp/
APIを無料で利用開始